スプリューの簡単な使い方
株式会社 杉本産業より購入したネジ穴補強用品「スプリュー」を使ったネジ穴の補強方法を説明します。
専用工具を使えば簡単なのでしょうけど、専用工具が嫌いな人向けです。
購入するのは、スプリュー(1.5D〜1D)と、専用タップ、ピンセット、精密ドライバー、プラリペアです。
φ3mm以上の径は「ヘリサート」という商品名で同様のものがホームセンターでよく売られているようですが、
φ2mmの径だと通販でないと入手は困難なようです。
挿入工具やタング折り取り工具はなくても構いません。
MANOI PF01の足間接のABS製パーツにスプリューを入れてみます。
M2のネジを補強するので、φ2mmのドリルでネジバカにしちゃいます。
電動工具を使うと穴径と穴の向きがデタラメになりやすいので、ピンバイスがいいでしょう。
この後、穴部分をφ4mm程度のドリルで少し面取りします。
この面取りがないと後でスプリューが入りにくくなります。
穴があいたら専用のタップ(φ2.5mm,ピッチ0.4mm)を使ってタップを切ります。
これもピンバイスを使うと確実に作業ができます。
くれぐれもここでネジバカにしないように、慎重に。
タップまで終わるとこんな感じ。違いがわかりません。。。
柔らかいABS樹脂にタップを切るので、タップは2度がけした方がうまくいきます。
ここで専用の挿入工具の代わりにピンセットを使います。
タングのある反対側からピンセットを突っ込んでタング部分を持ちます。
タップ済みの穴に先端を入れます。
ここでは先端がちょっとだけ引っかかればOKです。
このときピンセット側を回すと入れやすいようです。
少しだけ引っかかったら、ピンセットを外して、そこから先は精密ドライバーで入れていきます。
精密ドライバー(-)にタングを巻きつけるようなイメージで。
タング部分にこんな感じで引っ掛けるようにしながら、ものすごくゆっくりと回してねじ込んでいきます。
油ねんどに入れていくようなイメージで、ゆっくりと回せば入っていきます。
間違ってもここでタングを折っちゃわないように。
折れたらそれ以上入りません。
くれぐれも途中で逆回転させないように。タングが折れます。
いい感じの場所まで入ったら、精密ドライバを逆回転させてタングを折ります。
折れたタングは中に残って出てきません。
だからここで折らなくても問題ありません。
くれぐれもM2のネジで入れようとしないように。
スプリューはバネでできているので、ネジを使うとぐちゃぐちゃになります。
挿入完了ではこんな感じです。
ネジ山部分に内側からプラリペアを微量だけ垂らしてしみこませて接着します。
スポイトを使うとネジ穴全体が埋まるほど1滴が大きくなるので、注射器を使います。
先端の大きさで表面張力が変わるので、1滴の大きさが変わるんです。
これで終了です。
乾かしてからネジをいれて組み立てて下さい。